コラム&ニュースレター

賃貸物件の災害対策、賃貸物件の防犯対策
賃貸物件の災害対策
近年、集中豪雨や台風などの自然災害のリスクが高まっている中、賃賃物件の安全確保は非常に重要となっています。
ピタットハウスネットワーク発行『オーナーズニュース』の記事から、リスクと対策についてご紹介します。
自然災害により起こり得るリスク
【災害の被害により建物に損失が残るリスク】
災害が起こると、所有している不動産が倒壊するなどの被害を受け、被害の程度によっては大きな損失が残るリスクがあることを理解しておく必要があります。
【賃料の減額対応や賃契約終了のリスク】
電気やガス、水道などのライフラインの使用ができなくなった場合に入居者に賃料の減額対応をするケースが考えられう建物自体が倒壊し住めない状態となった場合には賃貸借契約は終了となります。
【オーナー負担での補償が発生するリスク】
建物が適切に管理修繕されていなかった場合、入居者が被った損害や第三者にケガを負わせた時は、オーナーが所有者責任としてその損害を負う可能性があります。
賃貸オーナーとしてやるべきことは?
【建物設備のメンテナンス】
外壁や屋上バルコニーなどを定期的に修繕しておくことが大切です。
普段は見えにくい給排水管などの設備もメンテナンスしておきましょう。
【消防設備点検実施と報告】
消防法により機器点検は6ヶ月に1回、総合点検は年1回、点検結果の報告は3年に1回行うことが義務付けられています。
【防災用品の備え】
災害発生時、ライフラインが止まっても防災用品を備えておけば、在宅避難生活の大きな助けとなります。
<防災用品リスト>
* 発電機 ・人命救助用品
* マンホールトイレ・災費用トイレ
* 飲料水・生活用水
* 水害に構えるための土のう
* レスキューセット(シャベル・ボルトカッター・ハンマーなど)
* カセットコンロ、 カセットボンペ
* 非常用持ち出し袋 (食料水・救急医療セット・ラジオ・懐中電灯など)
【保険の補償範囲の把握】
自身が加入している保険でどこまで補償されるのか、内容を把握しておくことが大切です。
賃貸物件の防犯対策
昨今、首都圏で発生している連続強盗事件の影響もあり、入居者の安全確保がこれまで以上に重要となっています。
ピタットハウスネットワーク発行 『オーナーズニュース』の記事から、ターゲットにされ やすい 「危険な物件」 の特徴と入居者の安全を守るための防犯対策をご紹介します。

防犯対策5選
【防犯対策①】防犯フィルムを貼る
窓に防犯フィルムを貼ることで窓を割って侵入する時間が多くかかるため、侵入することを諦める効果や侵入時間を遅らせることができます。
自分で貼ることもできるので、手軽に取り組める方法であることもメリットです。
【防犯対策②】センサーライトや防犯カメラを設置
玄関やベランタの死角になる部分に、センサーライトを設置したり、いざという時のために防犯カメラを設置しましょう。
【防犯対策⓷】 玄関や窓に補助錠をつける
玄関や窓に補助錠をつけることで防犯効果を高めることができます。
鍵がひとつ増えることでピッキングの手間が2倍になり空き巣に狙われにくくなります。

【防犯対策④】 ホームセキュリティ
ホームセキュリティを導入すると強盗や空き巣などを抑制できるため、効果的な防犯対策になります。
何かあった際には警備員がすぐに駆けつけてくれる体制を構築できます。
【防犯対策⑤】窓の外に防犯砂利を敷く
物件の裏手など、どうしても人目に触れづらい窓については、防犯砂利を敷く方法も有効です。
大きな音が出る砂利で、室内にいても人が近づくと気づくことができます。
上記以外にも 「テレビモニター付インターホン」は低コストで導入でき、防犯対策として効果的です。
人気設備ランキングにも毎年ランクインしており、入居者の募集時にも競合物件に対して競争力を高めることが期待できます。
新築時のみならず既存物件への施工も可能ですので、ご興味のあるオーナー様は担当者までお声掛け下さい。