Interview

ウチダハウス社員インタビュー

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2020年入社 ピタットハウス練馬駅前店所属 鴻巣 佑美子

心理学に惹かれて

大学では心理学部を専攻していました。
今ではよく知られているADHDという病気を中学3年生のころに初めて知ったんです。自分が無知なばかりに、様々な端からは見えにくい病気の人たちを傷つけていたかもしれないと、その時に強く思いました。知らなければいけないと思い、心理学科のある大学を目指そうと思いました。
一番好きな科目は青年心理学(青年の心理や行動、発達について研究する、発達心理学の一分野)です。

将来は臨床心理士になりたいと思っていました。ところが、どうやら私は感情が豊すぎるそうで、当時師事していた先生からは、「あなたはカウンセリングの相手に感情移入しすぎて落ちる話にひきずられて落ちこんでしまうから向いてない」そう言われました。落ちこみました。

うちは家族が多く、末っ子の私は可愛がられました。実家には十歳上のいとこの家族も同居しています。その子供、それから姉の子どもたちも生まれ、下のいなかった自分から見れば、小さな子どもたちはとても新鮮でした。子どもたちとは今でもディズニーランドに行ったりして、よく遊んでいます。
子どもが好きなことや、深く突き詰めるのは無理でも心理学は面白かったこともあって、将来は赤ちゃんグッズを作る会社だとか、保育園を運営する会社などに就職したいなと思っていましたが、それは漠然としたものでした。

そして不動産業界へ

父が不動産の仕事をしているので、不動産には馴染みはありました。とはいっても、ウチに山のようにあった要らなくなった図面の裏に、小さい頃お絵かきしていた、というぐらいのものです。父が不動産のどんな仕事をしているのかは知る由もありません。実は今でも、詳しいことは聞いていません。
就職についてまだ漠然としていた中、たまたま、マイナビで目に留まったのがウチダハウスです。近所だったこともあって、とても軽い気持ちで、“自転車+リクルートスーツ”で説明会に行きました。最初は履歴書さえ持っていかなかったのが恥ずかしいです。そこで「社員心得」を知り、じかに社長の話を聞いて、強く惹かれたのを覚えています。

今の業務は、ピタットハウス練馬駅前店の営業です。お部屋探しにやってきたお客さまに、条件に合ったお部屋を一緒に探して、入居までのお世話をする仕事です。この仕事をする前は、お部屋探しといえば、新婚カップルがキラキラした笑顔で新居を探しにくるような、明るいイメージがありました。その反面、ご本人にとっては決して歓迎したくないお部屋探しも、それと同じくらいあるのだということを改めて認識しています。仕事や家庭など止むない事情で、前向きとは言えない理由で来店された皆さんのお話を聞いていると、学生時代、カウンセリングの勉強をしていたことが思いだされることもあります。その分、より親身になって、その方にとっていちばん良い部屋をご案内することができているように思います。

些細なきっかけから新しい動きが

社内は風通しのよさを感じます。私が右も左もわからない頃から、耳を傾けてもらい、くみ取っていただくこともたくさんあって、居心地はとても良いです。社内打ち合わせや会議で会社が動くこともありますが、五月に稼働をはじめた、練馬つくし塾のように、些細なきっかけから新しい動きが起こることもあります。じっさい私も、営業時間外に、ほんの軽い気持ちで口にした、社内レクリエーションに関する「ある提案」が採用されて、嬉しいやら戸惑うやらの経験をしています。
そんな経緯もあって、先日、自分がこれまで生きてきた中で興味を抱いていた、「あること」について提案してみたところ、社長の口からは決して後ろ向きとは思えないお答えをいただきました。
まだ詳しくお話はできませんが、「あること」のヒントは、これまでにお話した中に隠れています。今は、ピタットハウスの窓口で、お部屋探しにきたみなさんのお話を親身にうかがいながら、ひそかに新しい展開の期待も抱いているのです。

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ピタットハウス練馬駅前店所属 鴻巣 佑美子

半年に一度行われる社長との個人面談では
家族の話で盛り上がり、ついには二人で涙ぐむ一幕も。
その顛末は、別企画インタビューで語ってくれている。